Item
ハインツ・ポストラー作 手彫り三層カメオ ”深窓”
縦:約56mm(カメオ45mm)
横:約37mm(カメオ28mm)
作者:-(アンティーク)
QR:カタログクオリティ
当ギャラリーにおいては極めて稀、現代製ストーンカメオの入荷です。
ドイツ南の宝石研磨の町、イーダーオーバーシュタイン。
イタリアでストーンカメオの技術が失われ、ストーンカメオの技術が唯一残ったのがこの町です。
ハインツ・ポストラー氏はこのイーダーオーバーシュタインの宝石研磨の家系に生まれた職人で、職人としてはポストラー家の4代目にあたります。
生まれは戦前の1942年、現代のストーンカメオに続く系統の中で最も古いマイスターのひとりであり、現代ストーンカメオの礎を気付いたリヒャルト・ハーン氏に師事して彫刻技術を身に着けました。
その後1968年にマイスター試験に合格、独立して自信の工房をかまえ、約50年間職人として活躍しつつ後進の指導にあたっておりましたが、2016年にはポストラー家の工房をご子息のマティアス・ポストラー氏に譲りました。
またマティアス氏の妹であたるご息女シモーネ・ポストラー氏もカメオ彫刻師になっていることから、すでに制作の一線を次代に譲ったと思われ、今後その手によって作り出された手彫り作品を入手する機会はさらに限られていくものと思われます。
現在、ほぼすべてが機械による彫刻で大量生産されているストーンカメオ。
もちろん量産品は取り扱わない当ギャラリーではそういったものはなく、自然と現代ストーンカメオの取り扱い自体がほとんどない状態となっているのですが、今回はポストラー氏による手彫りのカメオが入ってまいりました。
現代の著名なストーンカメオ彫刻師の多くはハーン氏の直弟子及び孫弟子にあたり、イタリアのシェルカメオほど作者ごとの作風の違いはないものの、装飾の様式やデザイン面でいくらか違いが見られます。
本作はハインツ氏の兄弟弟子でもあるエルヴィン・ポーリー氏の作品を彷彿とさせる流れるような3層目が目を引く三層彫りのカメオです。
1つの層を隔ててその向こうに見えるうつむき気味の横顔は、どこか窓越しに見ているような印象を与えられます。
その美しい横顔を構成する彫りは機械彫りとは違うエッジのきいた鋭い彫り筋。
パッと見た感じは機械彫りのカメオとさほど違いが無いように見えますが、注意深い目を持った愛好家が見れば彫り筋だけを見て手彫りと判断できるでしょう。
本作については裏面にもhandcarved(手彫り)としっかり彫り込まれており、そのほとんどすべてが機械彫りで作られる現代カメオの見た目でありながら間違いなく熟練の名匠たるハインツ・ポストラー氏の手による手彫り作品であることが証明されており、貴重な現代カメオのマスターピースの一例としてカタログクオリティ判定となっております。
石は通常のカメオと同じ、ブラジル産の染色メノウ。
この点で天然石を使っていたアレイ・ドーマー作のパリスと比べると幾分価値を落とす形となっておりますが、その一方で一般的なカメオと同じ素材を使っているからこそ現代カメオのマスターピースともいえましょうか。
フレームの状態を見てもほぼ未使用品と思われ状態よく、欠けなど一切見当たらない完品です。
フレームはPt900製。
プラチナ製のフレームは、精密な加工が必要となるブローチ金具のみプラチナよりも加工が容易なホワイトゴールドを使っているものもありますが、本作のフレームは金具も含めて全体がPt900です。
フレームにはいくつかのメレダイヤがあしらわれており、フレーム表面には039と刻印があるため、合計0.39ctあると思われます。
ブローチ金具は鉄砲式、ペンダント金具はDカンにちかいものが装備されており、どちらでも使用可能です。
横:約37mm(カメオ28mm)
作者:-(アンティーク)
QR:カタログクオリティ
当ギャラリーにおいては極めて稀、現代製ストーンカメオの入荷です。
ドイツ南の宝石研磨の町、イーダーオーバーシュタイン。
イタリアでストーンカメオの技術が失われ、ストーンカメオの技術が唯一残ったのがこの町です。
ハインツ・ポストラー氏はこのイーダーオーバーシュタインの宝石研磨の家系に生まれた職人で、職人としてはポストラー家の4代目にあたります。
生まれは戦前の1942年、現代のストーンカメオに続く系統の中で最も古いマイスターのひとりであり、現代ストーンカメオの礎を気付いたリヒャルト・ハーン氏に師事して彫刻技術を身に着けました。
その後1968年にマイスター試験に合格、独立して自信の工房をかまえ、約50年間職人として活躍しつつ後進の指導にあたっておりましたが、2016年にはポストラー家の工房をご子息のマティアス・ポストラー氏に譲りました。
またマティアス氏の妹であたるご息女シモーネ・ポストラー氏もカメオ彫刻師になっていることから、すでに制作の一線を次代に譲ったと思われ、今後その手によって作り出された手彫り作品を入手する機会はさらに限られていくものと思われます。
現在、ほぼすべてが機械による彫刻で大量生産されているストーンカメオ。
もちろん量産品は取り扱わない当ギャラリーではそういったものはなく、自然と現代ストーンカメオの取り扱い自体がほとんどない状態となっているのですが、今回はポストラー氏による手彫りのカメオが入ってまいりました。
現代の著名なストーンカメオ彫刻師の多くはハーン氏の直弟子及び孫弟子にあたり、イタリアのシェルカメオほど作者ごとの作風の違いはないものの、装飾の様式やデザイン面でいくらか違いが見られます。
本作はハインツ氏の兄弟弟子でもあるエルヴィン・ポーリー氏の作品を彷彿とさせる流れるような3層目が目を引く三層彫りのカメオです。
1つの層を隔ててその向こうに見えるうつむき気味の横顔は、どこか窓越しに見ているような印象を与えられます。
その美しい横顔を構成する彫りは機械彫りとは違うエッジのきいた鋭い彫り筋。
パッと見た感じは機械彫りのカメオとさほど違いが無いように見えますが、注意深い目を持った愛好家が見れば彫り筋だけを見て手彫りと判断できるでしょう。
本作については裏面にもhandcarved(手彫り)としっかり彫り込まれており、そのほとんどすべてが機械彫りで作られる現代カメオの見た目でありながら間違いなく熟練の名匠たるハインツ・ポストラー氏の手による手彫り作品であることが証明されており、貴重な現代カメオのマスターピースの一例としてカタログクオリティ判定となっております。
石は通常のカメオと同じ、ブラジル産の染色メノウ。
この点で天然石を使っていたアレイ・ドーマー作のパリスと比べると幾分価値を落とす形となっておりますが、その一方で一般的なカメオと同じ素材を使っているからこそ現代カメオのマスターピースともいえましょうか。
フレームの状態を見てもほぼ未使用品と思われ状態よく、欠けなど一切見当たらない完品です。
フレームはPt900製。
プラチナ製のフレームは、精密な加工が必要となるブローチ金具のみプラチナよりも加工が容易なホワイトゴールドを使っているものもありますが、本作のフレームは金具も含めて全体がPt900です。
フレームにはいくつかのメレダイヤがあしらわれており、フレーム表面には039と刻印があるため、合計0.39ctあると思われます。
ブローチ金具は鉄砲式、ペンダント金具はDカンにちかいものが装備されており、どちらでも使用可能です。









