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エルヴィン・ポーリー作 ”白腕の女神”
縦:約40mm(カメオ35mm)
横:約32mm(カメオ27mm)
作者:エルヴィン・ポーリー
QR:エクストラクオリティ+
独特のデザインで有名なドイツのストーンカメオマイスター、エルヴィン・ポーリー作のカメオブローチの入荷です。
1934年生まれという、カメオ作者としては古老中の古老といえるエルヴィン氏。
マイスターへは57年(弱冠23歳)の時に認定されており、その後も多数の賞や勲章を授与されてきた巨匠といえる人物です。
同氏によって完成させられた最上層を綺麗に磨き上げた3層彫りのカメオは独特であり、数いるストーンカメオ作者の中でも一目見ればそれとわかるデザインをもっております。
個性の強い作品を作る作者にはよくあるように一般的にも高い評価を得ており、また機械彫りカメオにしても無銘のものはなく必ずポーリー氏の手仕上げが加えられるため、数も少なく価格も高価です。
さすがに現在はエルヴィン氏の新作は出てこないものの、息子のアンドレアス氏(62年生・35歳でマイスター)によってその作風が引き継がれました。
ただし、アンドレアス氏は現在制作を停止しているともいわれ、ポーリー氏の作品は今後貴重さを増してくるものと思われます。
今回のお品物はエルヴィン氏の非常に珍しい古い手彫りカメオです。
制作年代は1970年代頃と思われるカメオで、現在は見かけないデザインの一品、モチーフはアンティークのカメオでは比較的よく見かけるもので、独特の衣装と冠から女神ヘーラーと思われます。
70年代といえば機械彫りカメオが実用化され始めた時期ゆえに年代自体は手彫りの証拠とはなりませんが、機械彫りには無い背景部の研磨と色層に合わせたうねりが見られることから、本作が手彫りによるものとわかります。
デザイン的には現在一般的に見られるポーリー氏の研磨された髪の表現はこの時代ではまだ出現していなかったとみられ、髪は柔らかな曲線で描かれ、また構図の取り方そのものも頭部のみを描くいまと異なり胸像です。
しかしながらしっかりとした1本の線を柔らかくも力強く描いて描写を完成させる様子には、現在のポーリー氏のデザインにも通じるところがあり、ポーリー氏の軌跡を示す非常に貴重な作品でもあります。
同じものが無数に存在するストーンカメオにおいてはいわずもがな、作者個人に限ったとしても強い個性と高い稀少性を持つ一品であり、またその作者も極めて優秀かつ素晴らしい経歴を持つだけに、一般にコレクションとしての価値の低いストーンカメオとしては珍しく重要な逸品となるでしょう。
石は緑がかった非常に濃いグレーのオニキス。
これも現在の着色メノウカメオには見られない色彩であり、また裏面には素材の切り出しと研磨の痕跡が見受けられ、天然オニキスの可能性が高めです。
サインは裏に手彫りのものがあり、こちらも現在機械でプリントされるサインとは異なりますが、その筆跡は現在のものと通じる独特のものがあり、またこのサインの筆跡には迷いがなく1本の線で流れるように書かれていることからエルヴィン氏の真作であることが確認できます。
状態は完璧で、クラックやチップなど一切見られません。
フレームはK18 刻印入りの金製。
こちらも現在のものと異なり接着剤留めではなく爪留めで、惜しまず使われた金の枠の外周にはタガネで細かな線を彫りいれられている彫金細工の枠となっております。
横:約32mm(カメオ27mm)
作者:エルヴィン・ポーリー
QR:エクストラクオリティ+
独特のデザインで有名なドイツのストーンカメオマイスター、エルヴィン・ポーリー作のカメオブローチの入荷です。
1934年生まれという、カメオ作者としては古老中の古老といえるエルヴィン氏。
マイスターへは57年(弱冠23歳)の時に認定されており、その後も多数の賞や勲章を授与されてきた巨匠といえる人物です。
同氏によって完成させられた最上層を綺麗に磨き上げた3層彫りのカメオは独特であり、数いるストーンカメオ作者の中でも一目見ればそれとわかるデザインをもっております。
個性の強い作品を作る作者にはよくあるように一般的にも高い評価を得ており、また機械彫りカメオにしても無銘のものはなく必ずポーリー氏の手仕上げが加えられるため、数も少なく価格も高価です。
さすがに現在はエルヴィン氏の新作は出てこないものの、息子のアンドレアス氏(62年生・35歳でマイスター)によってその作風が引き継がれました。
ただし、アンドレアス氏は現在制作を停止しているともいわれ、ポーリー氏の作品は今後貴重さを増してくるものと思われます。
今回のお品物はエルヴィン氏の非常に珍しい古い手彫りカメオです。
制作年代は1970年代頃と思われるカメオで、現在は見かけないデザインの一品、モチーフはアンティークのカメオでは比較的よく見かけるもので、独特の衣装と冠から女神ヘーラーと思われます。
70年代といえば機械彫りカメオが実用化され始めた時期ゆえに年代自体は手彫りの証拠とはなりませんが、機械彫りには無い背景部の研磨と色層に合わせたうねりが見られることから、本作が手彫りによるものとわかります。
デザイン的には現在一般的に見られるポーリー氏の研磨された髪の表現はこの時代ではまだ出現していなかったとみられ、髪は柔らかな曲線で描かれ、また構図の取り方そのものも頭部のみを描くいまと異なり胸像です。
しかしながらしっかりとした1本の線を柔らかくも力強く描いて描写を完成させる様子には、現在のポーリー氏のデザインにも通じるところがあり、ポーリー氏の軌跡を示す非常に貴重な作品でもあります。
同じものが無数に存在するストーンカメオにおいてはいわずもがな、作者個人に限ったとしても強い個性と高い稀少性を持つ一品であり、またその作者も極めて優秀かつ素晴らしい経歴を持つだけに、一般にコレクションとしての価値の低いストーンカメオとしては珍しく重要な逸品となるでしょう。
石は緑がかった非常に濃いグレーのオニキス。
これも現在の着色メノウカメオには見られない色彩であり、また裏面には素材の切り出しと研磨の痕跡が見受けられ、天然オニキスの可能性が高めです。
サインは裏に手彫りのものがあり、こちらも現在機械でプリントされるサインとは異なりますが、その筆跡は現在のものと通じる独特のものがあり、またこのサインの筆跡には迷いがなく1本の線で流れるように書かれていることからエルヴィン氏の真作であることが確認できます。
状態は完璧で、クラックやチップなど一切見られません。
フレームはK18 刻印入りの金製。
こちらも現在のものと異なり接着剤留めではなく爪留めで、惜しまず使われた金の枠の外周にはタガネで細かな線を彫りいれられている彫金細工の枠となっております。








