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マリアーノ・アキート作 後期型 花を愛でる乙女のカメオ
縦:約37mm
横:約50mm
作者:マリアーノ・アキート
QR:アーティスティッククオリティ
非常に人気の高い巨匠マリアーノ・アキート作のカメオです。
現在70代もなかばに差し掛かったアキート氏ですが、まだまだ現役で新作を多数発表しており、さらなる評価を積み重ねている熟練の巨匠です。
作風としては女性のプロフィールや動物・花を得意とし、とりわけプロフィールについてはシェルカメオを見慣れた人であればサインを見るまでもなくそれとわかる独特の味があり、中期型以降のもつ生命感は素晴らしいものがあります。
さらに後期型になると髪の彫りが一変し、そのアキート氏特有の高くメリハリのある彫りを十分に活かした印象的な巻き毛の美しさは数あるカメオの風合いの中でも屈指のものでしょう。
近年は息子のエミリアーノ氏もカメオ作家として名を挙げはじめ、名工”アキート”の名がさらに後代へ引き継がれてゆくことが期待されております。
本作はアキート作の後期型で、顔つきも中期以前のものと違い柔らかく、髪も質の良い貝を用いた濃淡が非常に美しい逸品です。
アキート氏らしく高さのある彫りで、服の布地の表現も素晴らしく、小鳥や花もそれ単体で作品として仕上げられる技術をもったアキート氏ならではの存在感。
そして繰り返すようですが、この後期型アキート作の人物の存在感・生命感はすばらしく特筆すべきもので、写真ではまだ表現しきれていないと思います。
この時期のアキート作のプロフィールは全く絶品です。
貝は色よく、濃い褐色と白色層、そしてアキート作特有の雰囲気を出すには必須と言えるであろう両層の色が混じった中層を持つものです。
状態も良好で、頭にかかるチェーンに1コマ欠落があるようにも見えますが、この部分をよく見ると折れたにしてはずいぶんとエッジのたった様子であり、製作中に折れてしまい整えたもので、保管中のダメージではないように思われます。
他にも大きな傷みは見当たりませんが、ヘアラインが全体に薄く入っております。
(ヘアラインは垂直の光を当てると強く出るため拡大写真では目だって見えますが、実物は殆ど目立ちません)
横:約50mm
作者:マリアーノ・アキート
QR:アーティスティッククオリティ
非常に人気の高い巨匠マリアーノ・アキート作のカメオです。
現在70代もなかばに差し掛かったアキート氏ですが、まだまだ現役で新作を多数発表しており、さらなる評価を積み重ねている熟練の巨匠です。
作風としては女性のプロフィールや動物・花を得意とし、とりわけプロフィールについてはシェルカメオを見慣れた人であればサインを見るまでもなくそれとわかる独特の味があり、中期型以降のもつ生命感は素晴らしいものがあります。
さらに後期型になると髪の彫りが一変し、そのアキート氏特有の高くメリハリのある彫りを十分に活かした印象的な巻き毛の美しさは数あるカメオの風合いの中でも屈指のものでしょう。
近年は息子のエミリアーノ氏もカメオ作家として名を挙げはじめ、名工”アキート”の名がさらに後代へ引き継がれてゆくことが期待されております。
本作はアキート作の後期型で、顔つきも中期以前のものと違い柔らかく、髪も質の良い貝を用いた濃淡が非常に美しい逸品です。
アキート氏らしく高さのある彫りで、服の布地の表現も素晴らしく、小鳥や花もそれ単体で作品として仕上げられる技術をもったアキート氏ならではの存在感。
そして繰り返すようですが、この後期型アキート作の人物の存在感・生命感はすばらしく特筆すべきもので、写真ではまだ表現しきれていないと思います。
この時期のアキート作のプロフィールは全く絶品です。
貝は色よく、濃い褐色と白色層、そしてアキート作特有の雰囲気を出すには必須と言えるであろう両層の色が混じった中層を持つものです。
状態も良好で、頭にかかるチェーンに1コマ欠落があるようにも見えますが、この部分をよく見ると折れたにしてはずいぶんとエッジのたった様子であり、製作中に折れてしまい整えたもので、保管中のダメージではないように思われます。
他にも大きな傷みは見当たりませんが、ヘアラインが全体に薄く入っております。
(ヘアラインは垂直の光を当てると強く出るため拡大写真では目だって見えますが、実物は殆ど目立ちません)