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チーロ・マッツァ作 ”蹴り立つ馬”
縦:約60mm
横:約41mm
作者:チーロ・マッツァ
QR:アーティスティッククオリティ
アゴスティーノ・チェントベッリ氏と並び次世代の巨匠候補筆頭のひとり、チーロ・マッツァ作のカメオの入荷です。
いまから10年以上前(当時30代)には次世代の巨匠として確実視されていた中堅どころの筆頭、チーロ・マッツァ氏。
70年代生まれには優秀な作家が多く知られておりますが、その中でも2つ年下のアゴスティーノ・チェントベッリ氏とならび、年齢に似合わぬ高い彫刻技術と新時代のモダンカメオを開拓する優れたセンスが評価されております。
とりわけ構図のセンスは他の作者とは一線を画するものがあり、プロフィールでも風景・絵画でも、その大胆かつファンタスティックな世界観は一見の価値ありです。
先述の通り彫りの技術は大変に優れているものの、ディテールがものすごく細かい作品ばかりというわけではなくシンプルな構図のものが多いのも特徴で、それでいて一瞬で見る人を引き込む雰囲気はある意味でカルロ・パルラーティ作にも通じるものがあります。
海外での人気も極めて高く、時代が移り変わりつつあるカメオの世界において、この先もその活躍が明らかな再注目のカメオ彫刻師です。
余談ですが素人目にも目を引くのはウィキペディアのカメオの項をみても感じられますね。(現代のカメオの作例として掲載されている写真はマッツァ氏の作品である。が、モデューラ・ジオイエッリなる人物の作品だと誤った注釈がついている...)
今回のお品物はそんな貴重なチーロ・マッツァ氏のカメオブローチです。
モチーフは力強く立ち上がった馬で、馬のカメオと言って思いつく、その絵画的な手法と動きが特徴的なジョヴァンニ・アメンドーラ氏の作品ともすさまじい勢いを感じさせ乱れ駆ける姿が特徴的なチーロ・アッカニート氏の作品とも違う独特な馬の姿。
先述の2名の描く馬はそれぞれサラブレッドやマスタングを思わせるもので身体的には華奢な印象があるのですが、本作の馬はアルプスを越えるナポレオンに描かれるような力強さを感じます。
そのせいでしょうか、分類的には動物カメオにあたるものですが、絵画系のカメオのような雰囲気を持っており、一般的な動物カメオとは異なる印象があります。
制作年代も新しく、マッツァ氏の作品のコレクションとして十分な価値を持つ逸品ですが、一応動物カメオということで状態の良いマッツァ氏の新型の作品としてはかなり抑えた価格となっております。
貝はコーヒー色に色別れよくくっきりとした白色が乗った上質のもの。
状態はほぼ完品で、12時位置に非常に薄く短いヘアラインが2筋程みられるのみです。
フレームはK18ゴールド製。
ブリッジやピンも曲がりなく、カメオ同様に状態よし、おそらくほぼ未使用の新品同様の状態です。
横:約41mm
作者:チーロ・マッツァ
QR:アーティスティッククオリティ
アゴスティーノ・チェントベッリ氏と並び次世代の巨匠候補筆頭のひとり、チーロ・マッツァ作のカメオの入荷です。
いまから10年以上前(当時30代)には次世代の巨匠として確実視されていた中堅どころの筆頭、チーロ・マッツァ氏。
70年代生まれには優秀な作家が多く知られておりますが、その中でも2つ年下のアゴスティーノ・チェントベッリ氏とならび、年齢に似合わぬ高い彫刻技術と新時代のモダンカメオを開拓する優れたセンスが評価されております。
とりわけ構図のセンスは他の作者とは一線を画するものがあり、プロフィールでも風景・絵画でも、その大胆かつファンタスティックな世界観は一見の価値ありです。
先述の通り彫りの技術は大変に優れているものの、ディテールがものすごく細かい作品ばかりというわけではなくシンプルな構図のものが多いのも特徴で、それでいて一瞬で見る人を引き込む雰囲気はある意味でカルロ・パルラーティ作にも通じるものがあります。
海外での人気も極めて高く、時代が移り変わりつつあるカメオの世界において、この先もその活躍が明らかな再注目のカメオ彫刻師です。
余談ですが素人目にも目を引くのはウィキペディアのカメオの項をみても感じられますね。(現代のカメオの作例として掲載されている写真はマッツァ氏の作品である。が、モデューラ・ジオイエッリなる人物の作品だと誤った注釈がついている...)
今回のお品物はそんな貴重なチーロ・マッツァ氏のカメオブローチです。
モチーフは力強く立ち上がった馬で、馬のカメオと言って思いつく、その絵画的な手法と動きが特徴的なジョヴァンニ・アメンドーラ氏の作品ともすさまじい勢いを感じさせ乱れ駆ける姿が特徴的なチーロ・アッカニート氏の作品とも違う独特な馬の姿。
先述の2名の描く馬はそれぞれサラブレッドやマスタングを思わせるもので身体的には華奢な印象があるのですが、本作の馬はアルプスを越えるナポレオンに描かれるような力強さを感じます。
そのせいでしょうか、分類的には動物カメオにあたるものですが、絵画系のカメオのような雰囲気を持っており、一般的な動物カメオとは異なる印象があります。
制作年代も新しく、マッツァ氏の作品のコレクションとして十分な価値を持つ逸品ですが、一応動物カメオということで状態の良いマッツァ氏の新型の作品としてはかなり抑えた価格となっております。
貝はコーヒー色に色別れよくくっきりとした白色が乗った上質のもの。
状態はほぼ完品で、12時位置に非常に薄く短いヘアラインが2筋程みられるのみです。
フレームはK18ゴールド製。
ブリッジやピンも曲がりなく、カメオ同様に状態よし、おそらくほぼ未使用の新品同様の状態です。