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ジョヴァンニ・アメンドーラ作 ”牧場での散歩”
縦:約65mm
横:約49mm
作者:ジョヴァンニ・アメンドーラ
QR:アーティスティッククオリティ
風景図の大家ジョヴァンニ・アメンドーラ作のカメオです。
ジョヴァンニ・アメンドーラ氏は日本でも非常に人気のある作者で作品も多く見かけますが、その殆どが風景、絵画調のカメオです。
絵画風の構図というのはモダンカメオの特色であり、モダンカメオの創始者にして20世紀カメオ界の巨匠ジョヴァンニ・ノト氏を端としますが、アメンドーラ氏はそのノト氏の直弟子の一人として教えを受けておりました。
極めて優れた彫刻家であったノト氏の流れを受け継いだ作者の多くはノト氏の作風を模倣する形となりましたが、アメンドーラ氏はまさに絵画調カメオの源流から派生しながら独自の作風を確立せしめた屈指の名匠といえます。
また、モチーフには人物よりもむしろ馬を多く彫り、その頻度は出来の良い馬のシェルカメオをみたらアメンドーラ作といってもいいほどです。
現在は"Mastley"ことマッシモ・バルツァーノ氏およびスタニスラオ・エスポジート氏のコンビや方向性が違うもののチーロ・アッカニート氏も良い馬のカメオを作るものの、やはりまだまだ馬のカメオといえばジョヴァンニ・アメンドーラというイメージなのではないでしょうか。
今回のお品物は、アメンドーラ作の定番、馬を描いた大判カメオです。
アメンドーラ氏らしい絵画的な構図が目を引く本作は、アメンドーラ氏の作品の中でも新しいもののうちのひとつ、ノト氏より受け継いだノウハウとアメンドーラ氏の長年の技術がよく表れた作品です。
現在の風景カメオは色の濃淡での表現は洗練されたものであるものの、貝の厚みにおいては特筆する使い方をしていないのが主流となっています。
一方風景カメオの始祖たるノト氏のカメオは白色部の厚みを十分に活かしたものが多く、濃淡やコントラストだけではなく立体面においても十分な注意が払われ、時には画面の中の主役となる構成物を物理的な立体でもって表現しました。
本作は画像を見ていただければわかるように非常に厚みのある貝を使い、またその厚みをしっかり活かしてメインとなる馬を力強く表現しております。
また、画面全体の構図も素晴らしく、貝の濃淡を用いて空気遠近感を演出しながら、メインとなる手前の馬の脚がつく地はかなり厚みを残してしっかりと表現しており、このあたりは19世紀のカメオからの直系の進化を思わせるものがあります。
さらに馬の周囲にそって背景の白色部を彫り込んで褐色を強くし、白色の馬が背景に溶け込んでしまわないようにコントラストをつけてあるなど、細部まで気の配られた丁寧な逸品となっております。
貝は濃いめのコーヒー色の地にくっきりとした白色の層のもの。
ヘアラインはいくつか散見されるも、すべて非常に薄いもので、光に透かさなければまず見えないものです。
アメンドーラ氏の作品らしく馬の脚、手綱、千鳥などは特に高く彫られ、細く繊細ながら、表面に欠けやヘアラインもなく、素晴らしい状態を保っております。
フレームはK18製。
厚みのあるシェルをしっかりと覆って、さらにカメオの妨げにならない控えめな装飾を施された表面の造り、そして幅広の爪でしっかりとカメオを固定し、ピンののったブリッジが曲がらないように湾曲の大きなシェルに合わせてつけられた裏当てと、同じく下向き防止用の金具が装備された裏面の造り。
どちらを見ても現在のフレームとしては非常に作りの良いものがついております。
ブローチ金具は鉄砲式で、ピンに歪みもなく、こちらもカメオ同様新品同然の状態です。
横:約49mm
作者:ジョヴァンニ・アメンドーラ
QR:アーティスティッククオリティ
風景図の大家ジョヴァンニ・アメンドーラ作のカメオです。
ジョヴァンニ・アメンドーラ氏は日本でも非常に人気のある作者で作品も多く見かけますが、その殆どが風景、絵画調のカメオです。
絵画風の構図というのはモダンカメオの特色であり、モダンカメオの創始者にして20世紀カメオ界の巨匠ジョヴァンニ・ノト氏を端としますが、アメンドーラ氏はそのノト氏の直弟子の一人として教えを受けておりました。
極めて優れた彫刻家であったノト氏の流れを受け継いだ作者の多くはノト氏の作風を模倣する形となりましたが、アメンドーラ氏はまさに絵画調カメオの源流から派生しながら独自の作風を確立せしめた屈指の名匠といえます。
また、モチーフには人物よりもむしろ馬を多く彫り、その頻度は出来の良い馬のシェルカメオをみたらアメンドーラ作といってもいいほどです。
現在は"Mastley"ことマッシモ・バルツァーノ氏およびスタニスラオ・エスポジート氏のコンビや方向性が違うもののチーロ・アッカニート氏も良い馬のカメオを作るものの、やはりまだまだ馬のカメオといえばジョヴァンニ・アメンドーラというイメージなのではないでしょうか。
今回のお品物は、アメンドーラ作の定番、馬を描いた大判カメオです。
アメンドーラ氏らしい絵画的な構図が目を引く本作は、アメンドーラ氏の作品の中でも新しいもののうちのひとつ、ノト氏より受け継いだノウハウとアメンドーラ氏の長年の技術がよく表れた作品です。
現在の風景カメオは色の濃淡での表現は洗練されたものであるものの、貝の厚みにおいては特筆する使い方をしていないのが主流となっています。
一方風景カメオの始祖たるノト氏のカメオは白色部の厚みを十分に活かしたものが多く、濃淡やコントラストだけではなく立体面においても十分な注意が払われ、時には画面の中の主役となる構成物を物理的な立体でもって表現しました。
本作は画像を見ていただければわかるように非常に厚みのある貝を使い、またその厚みをしっかり活かしてメインとなる馬を力強く表現しております。
また、画面全体の構図も素晴らしく、貝の濃淡を用いて空気遠近感を演出しながら、メインとなる手前の馬の脚がつく地はかなり厚みを残してしっかりと表現しており、このあたりは19世紀のカメオからの直系の進化を思わせるものがあります。
さらに馬の周囲にそって背景の白色部を彫り込んで褐色を強くし、白色の馬が背景に溶け込んでしまわないようにコントラストをつけてあるなど、細部まで気の配られた丁寧な逸品となっております。
貝は濃いめのコーヒー色の地にくっきりとした白色の層のもの。
ヘアラインはいくつか散見されるも、すべて非常に薄いもので、光に透かさなければまず見えないものです。
アメンドーラ氏の作品らしく馬の脚、手綱、千鳥などは特に高く彫られ、細く繊細ながら、表面に欠けやヘアラインもなく、素晴らしい状態を保っております。
フレームはK18製。
厚みのあるシェルをしっかりと覆って、さらにカメオの妨げにならない控えめな装飾を施された表面の造り、そして幅広の爪でしっかりとカメオを固定し、ピンののったブリッジが曲がらないように湾曲の大きなシェルに合わせてつけられた裏当てと、同じく下向き防止用の金具が装備された裏面の造り。
どちらを見ても現在のフレームとしては非常に作りの良いものがついております。
ブローチ金具は鉄砲式で、ピンに歪みもなく、こちらもカメオ同様新品同然の状態です。








