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ジョヴァンニ・ノト作 「妖精姫」

ジョヴァンニ・ノト作 「妖精姫」
縦:約50mm(枠含55mm)
横:約38mm(枠含43mm)
作者:ジョヴァンニ・ノト
QR:アーティスティッククオリティ+

20世紀に入ってからは1930年頃に流行した、シェルカメオに銀とダイヤなどで装飾を加えるカメオ・アビエ。
日本ではめったに見かけることのないカメオですが、実はこの頃の品物であればアメリカの市場には大量に現存しており、カメオ・アビエそのものは探すのは難しいことではありません。
ただし、それは品質を問わなければの話で、20世紀半ばはシェルカメオもストーンカメオも明らかに品質が落ちる時代であり、この当時のカメオで質が高いものは非常に稀となります。

さて、そんなこの時代のカメオにおいても目を引くものは稀にありますが、その中のひとつが当時30歳前後になっていたジョヴァンニ・ノトのカメオです。
モチーフはこの時代のカメオの題材として良く描かれたプシュケーから派生した形とみられる妖精のような女性像。
本作では蝶の翅の装飾が櫛になっており、頭には細かな鎖のサークレットを戴いていることから妖精の姫君を描いた作品のように思われます。
彫りの面ではまだまだ若い頃の作品ということもあり、後年の作のような突き抜けたすさまじさはまだないものの、サークレットや櫛、蝶に花といった細かな装飾、そして整った顔立ちで晴れやかかつ上品な微笑みからは、優れた感性や彫刻技量の高さの片鱗を見ることができます。
またこの時代の作品は基本的に貝がコルネリアンで大判が取りにくいのもあってか大きさが小さいものが多いのですが、本作は大きさが2インチ大となっているのもポイント。
この時代のノトのカメオでこうしたサイズのものとなると、海外市場でも非常に高値で取引されるライト兄弟の大西洋横断記念カメオなどになり、手に入れる機会はぐっと少なくなります。
さらに単純に年代が古く100年近く前の作品ということもあり、カメオ本体、銀のモールとダイヤモンド、そして金のフレームすべてが完璧に残っているのは大変貴重で、ノトのコレクションとしてはもちろん、カメオのコレクションとしても価値の高い逸品となっております。

貝は橙色から朱色のグラデーション地に淡黄色の乗ったコルネリアン。
色は薄めですが湾曲から見るに1つの貝から採れる部材のなかで最も質のいい一番材を使っております。
ヘアラインは少なめでこの部材では避けられないといっていい画面上部の縁のものが数筋あるのみ、また表面にごくごくわずかなナレはあるように見えるもののディテールは全く損なわれておらず、先述の通り銀とダイヤの装飾も完全な形で残っており、全体として非常にいい状態を保っております。

フレームは14ktホワイトゴールド製。
この時代に特有のアールデコ様式の外枠で、オークリーフと思しき装飾がついています。
繊細な造りなので潰れていたりすることも多い枠ですが、外枠にわずかに歪みと枠上部に製作段階でできた変形があるのみとこちらも状態良好。
ブローチ金具はこの時代の典型的なカニカン式で、ご覧の通りピンの歪み等も一切なく、金具も正常に作動します。
ペンダント用の折りたたみ式の丸カンも残っていて、すべての機能が健在です。
¥190,000
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