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フランチェスコ・エスポジート作 壮麗なる乙女と小鳥のカメオ
縦：約65mm
横：約57mm
メレダイヤ：0.18ct（金枠に刻印あり）
作者：フランチェスコ・エスポジート
QR：アーティスティッククオリティ
日本において知名度の高いシェルカメオ作者の一人、フランチェスコ・エスポジート。
かつてカメオが日本に認知され始めた頃、宝飾業界によって宣伝された職人達のなかのひとりです。
しかしながらその評価は難しく、多く出回る風景図のものは事実上G.ガロファロ作の代替品といった位置づけにあります。
専門的にはフランチェスコ氏を評価する声は風景図には触れず人物図の表情などに向けられており、優れた作品は後年に僅かに作られたのみとなりましたが、その後フランチェスコ氏の作風を引き継いだ息子のチーロ・エスポジート氏によって人物像のエスポジートスタイルといわれる作風が完成されることとなりました。
本作はフランチェスコ作の稀少な後年の良作のひとつ、それも縦65mmという大きさに幅も広い大判です。
後期作品の人物の顔は前期作と比べて目の力強さが決定的に違いますし、彫りの精密さや華やかさも比較にならないほどの違いがあり、これぞF.エスポジート作の完成形といえる一品です。
なお本作の製作年は2000年、フランチェスコ氏が64歳という職人としてとてもいい時期に作られたものです。
作品的にも状態的にも、今後このような出物はほぼ見つからないと思います。
サインは珍しくファーストネームのイニシャルが付いた表記。
私の知る限りではかつて2人しかいなかったエスポジート姓のカメオ職人もいまや6人となり、個人をきっちり識別する必要が出てきたのでしょうか…この辺りも時代の流れを感じます。
貝の質は見て分かる通り極上で、濃い珈琲色とくっきりした白色とのコントラストが美しいです。
裏面にはかつてよく彫られた風景図に使われた湖と山の風景の素描が彫られております。
状態は良好と言ってよく、裏面0時から2時の方向にかけてヘアラインがありますが、地色が極めて濃いことや表が梨地になっていて表からは全く分からず、また金枠が乗っていてわかりにくいですが厚みのあるドレープ縁ですので強度的にも問題ありません。
金枠はメレダイヤ付き（もちろん欠損なし）、刻印は裏当てにあります。
全体的に新品同様であり箱や証明書が付属しておりますので、こちらも一緒にお付けしての発送となります。
横：約57mm
メレダイヤ：0.18ct（金枠に刻印あり）
作者：フランチェスコ・エスポジート
QR：アーティスティッククオリティ
日本において知名度の高いシェルカメオ作者の一人、フランチェスコ・エスポジート。
かつてカメオが日本に認知され始めた頃、宝飾業界によって宣伝された職人達のなかのひとりです。
しかしながらその評価は難しく、多く出回る風景図のものは事実上G.ガロファロ作の代替品といった位置づけにあります。
専門的にはフランチェスコ氏を評価する声は風景図には触れず人物図の表情などに向けられており、優れた作品は後年に僅かに作られたのみとなりましたが、その後フランチェスコ氏の作風を引き継いだ息子のチーロ・エスポジート氏によって人物像のエスポジートスタイルといわれる作風が完成されることとなりました。
本作はフランチェスコ作の稀少な後年の良作のひとつ、それも縦65mmという大きさに幅も広い大判です。
後期作品の人物の顔は前期作と比べて目の力強さが決定的に違いますし、彫りの精密さや華やかさも比較にならないほどの違いがあり、これぞF.エスポジート作の完成形といえる一品です。
なお本作の製作年は2000年、フランチェスコ氏が64歳という職人としてとてもいい時期に作られたものです。
作品的にも状態的にも、今後このような出物はほぼ見つからないと思います。
サインは珍しくファーストネームのイニシャルが付いた表記。
私の知る限りではかつて2人しかいなかったエスポジート姓のカメオ職人もいまや6人となり、個人をきっちり識別する必要が出てきたのでしょうか…この辺りも時代の流れを感じます。
貝の質は見て分かる通り極上で、濃い珈琲色とくっきりした白色とのコントラストが美しいです。
裏面にはかつてよく彫られた風景図に使われた湖と山の風景の素描が彫られております。
状態は良好と言ってよく、裏面0時から2時の方向にかけてヘアラインがありますが、地色が極めて濃いことや表が梨地になっていて表からは全く分からず、また金枠が乗っていてわかりにくいですが厚みのあるドレープ縁ですので強度的にも問題ありません。
金枠はメレダイヤ付き（もちろん欠損なし）、刻印は裏当てにあります。
全体的に新品同様であり箱や証明書が付属しておりますので、こちらも一緒にお付けしての発送となります。
