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ファビオ・オッタヴィアーノ作 三層カメオ「薄衣のフローラ」
縦:約65mm
横:約50mm
作者:ファビオ・オッタヴィアーノ
QR:アーティスティッククオリティ+
カメオが日本に紹介されてから現代にいたるまで、その芸術性が高く評価された作者であるパスクアーレ・オッタヴィアーノ氏。
当時日本におけるカメオ需要は大変に高く、名を挙げた作者の血縁者もまたそれぞれの作風を引き継ぎカメオ作者として活動しておりました。
オッタヴィアーノ家においても例外でなく、パスクアーレの息子ファビオ氏および甥にあたるルイジ氏(サインではginoと彫られる)がカメオ作者として知られ、特に息子のファビオ氏はパスクアーレ氏の作風を受け継いでさらに進歩させており、まさにオッタヴィアーノ家の後継者として期待されております。
今回はそんなファビオ氏の作品の中でも非常に珍しい大判三層彫りカメオで、モチーフは一輪の花を手にした花の女神フローラ。
薄い絹布を幾重にも重ねたような衣には彼女の体の陰影が浮かび上がっており、これこそまさに父であるパスクアーレ氏が長年培ってきたレース彫りです。
また画面2時位置から7時位置にかけてはベージュの薔薇が連なっており、本作が貝の外唇部を用いた三層カメオであることを示しています。
ちなみにこの層は非常に硬い上に加工中に層状に割れることがあり非常に扱いが難しい部位となるのですが、それをこれほど鋭い高彫りで薔薇の花に仕上げるというのは当然簡単な事ではなく、ファビオ氏の彫刻技術の高さを良く表しております。
貝は濃い目のカフェオレ色の地、透明感のある白色層、そして温かみのあるベージュの上層を持つサルドニクス。
通常のカメオに使われる外周部分ではなく1つの貝から1枚しか取れない外唇部を用いたものです。
状態は概ね良いとみえ、褐色層にはヘアラインが散見されるものの順光においては表裏どちらから見ても目立たず。
白色層もヘアラインは見当たりませんが、表6時位置の薔薇の花に若干欠けがあるように見えます。
もちろん先述の通りそもそもが扱いが難しい部位であり制作時点でこのような形となっていた可能性は十分にありますが、疑わしきは価格に考慮する当ギャラリーの方針に則って時価に反映しております。
横:約50mm
作者:ファビオ・オッタヴィアーノ
QR:アーティスティッククオリティ+
カメオが日本に紹介されてから現代にいたるまで、その芸術性が高く評価された作者であるパスクアーレ・オッタヴィアーノ氏。
当時日本におけるカメオ需要は大変に高く、名を挙げた作者の血縁者もまたそれぞれの作風を引き継ぎカメオ作者として活動しておりました。
オッタヴィアーノ家においても例外でなく、パスクアーレの息子ファビオ氏および甥にあたるルイジ氏(サインではginoと彫られる)がカメオ作者として知られ、特に息子のファビオ氏はパスクアーレ氏の作風を受け継いでさらに進歩させており、まさにオッタヴィアーノ家の後継者として期待されております。
今回はそんなファビオ氏の作品の中でも非常に珍しい大判三層彫りカメオで、モチーフは一輪の花を手にした花の女神フローラ。
薄い絹布を幾重にも重ねたような衣には彼女の体の陰影が浮かび上がっており、これこそまさに父であるパスクアーレ氏が長年培ってきたレース彫りです。
また画面2時位置から7時位置にかけてはベージュの薔薇が連なっており、本作が貝の外唇部を用いた三層カメオであることを示しています。
ちなみにこの層は非常に硬い上に加工中に層状に割れることがあり非常に扱いが難しい部位となるのですが、それをこれほど鋭い高彫りで薔薇の花に仕上げるというのは当然簡単な事ではなく、ファビオ氏の彫刻技術の高さを良く表しております。
貝は濃い目のカフェオレ色の地、透明感のある白色層、そして温かみのあるベージュの上層を持つサルドニクス。
通常のカメオに使われる外周部分ではなく1つの貝から1枚しか取れない外唇部を用いたものです。
状態は概ね良いとみえ、褐色層にはヘアラインが散見されるものの順光においては表裏どちらから見ても目立たず。
白色層もヘアラインは見当たりませんが、表6時位置の薔薇の花に若干欠けがあるように見えます。
もちろん先述の通りそもそもが扱いが難しい部位であり制作時点でこのような形となっていた可能性は十分にありますが、疑わしきは価格に考慮する当ギャラリーの方針に則って時価に反映しております。







